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両利きになりたいヌルゲーマー 日常生活編

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今回は、普段の生活のなかでできる両利きトレーニングを紹介します。

 

子供時代に左利きをムリヤリ矯正された方にとっては辛く苦しい記憶なので、軽々しく両利きになりたい・なろうなどという言葉は許せない部分もあると思いますが…

 

楽器演奏のために、ケガをしたためになど必要に迫られて両利きになるといった理由のほかに、なんとなくスゴそうだから両利きになりたいというふわふわした需要もある程度あります。

 

では、見ていきましょう。

 

 

 食事を反対側の手でする

これはテレビで紹介されたりすることもあるので挑戦したことのある人も多そう。

上手く食べられないので、食べるのが遅くなり少量の食事で満腹感が得られるため結果的にダイエットになるとか。たしかに理屈はなんとなくわかります。

 

自分もこれまで何度か試したことがありますが、そのたびに三日坊主といった感じで挫折しました。

お箸を持って、食べ物をつかむ…これだけなのに、利き手のようにうまくできないんですよね。

 

しばらく辛抱して軽くつかめるくらいにはなっても、口に入れる動作であったり食べ物を切断するといった動作は、掴むこととはまた別の技術であることや、人間が普段行っている何気ない動作はこんなに多彩で複雑な動きが合わさってできていたんだな…と驚かされます。

 

食事の訓練だけで両利きになろうとするのは結構つらいので、他の訓練と組み合わせて行うのがいいと思いました。

 

日用品を反対の指でつかむ

これは手ごろな重量トレーニングみたいなものですね。

日々の生活のなかにある身近なもの、スマホ・食器や化粧品でも本でもゲーム機でもダンボールでも、指でつまめそうなものなら何でもできます。

 

誰でも持っているものでいえば、水の入ったペットボトルなんかがおすすめです。

最初は500mlペットボトルの水の量を調節して自分に合わせるような無理のないトレーニングから始めて、だんだん重たいものに変えていくとか。

 

ダンベルでの筋トレとかも、原理はきっと同じですよね。

 

はやく筋力を強化したいからといって無理に重たいものを持ちあげれば、故障して台無しということになりかねませんので、筋トレも両利きトレーニングも、いまの自分にほどよい負荷を見つけてあげるのが上達の近道ですね。

 

握力強化用のグッズを使う

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ピアノの英才教育を受けている子が、指トレグッズで指をグニグニしている光景を見たことはありませんか?

 

ピアノを満足に弾くにはやはり握力は大事ということで、ああいったフィンガートレーナーやグリップマスターといったトレーニング補助が目的の商品が販売されているんですね。

 

これはピアノは別に弾けなくていいけど両利きにはなりたいよって人にも効果がありますので、手持ち無沙汰している時の暇つぶしも兼ねて何も考えることなく手軽にトレーニングメニューが実行できるという面でおすすめできますね。

 

指立て伏せをする

これはもうある意味筋トレですよね。。

腕立て伏せを、手のひらではなく指の力でおこなうというものです。

 

今まで紹介したものが持ちあげる動作やつまむ動作に関連した指の第1、第2関節を重点的に鍛えるトレーニングであるのに対してこれは、角度にもよりますが第2、第3関節の動きが主に鍛えられるトレーニングです。

 

効果はありますが、負荷がすごいので故障には注意してください。

全体重を支えようとはせず、布団などの柔らかい場所に座りうつ伏せになるような形でほどほどに指に体重をかけて戻す…の繰り返しで充分かと思います。

 

まとめ

今回は日常で出来る両利きトレーニングを紹介してみました。

 

過去には有名な作曲家のシューマンもピアノを弾くために過酷なトレーニングを行って指に強烈な負荷をかけたことで故障し、ピアノが弾けない体になってしまったといいます。

そのような悲しい出来事に見舞われないためにも、いまの自分に合っている練習というのを意識して続けていきたいですね。