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【ネトゲの闇】レイドや対人戦、交流掲示板などでの暴言・誹謗中傷

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お気持ち表明みたいなタイトルでなんだかアレですが、ネトゲやる上でやっぱり大事なことだと思うので少し触れておきたいなと。

 

近年では高難易度の協力型レイドといえばFF14みたいな所がありますが、そのFF14運営の吉田Pたちですら掲示板・フォーラムでの開発に向けた心ない「無能・馬鹿」のようなコメントには心を痛めているようです。

 

さらにいうとFF14では最近レイドなどの協力コンテンツにおいてこのような文言が追加されました。高難易度のレイドばかりのFF14では暴言がらみでのトラブルがとても多いのでしょうね…

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これに関しては各々思うところがありそうですが…ぼくもこの文言内でいうAさんは言い方はキツいけど本当に善意で、覚えて一緒にクリアしよう!という意味で教えてあげようとしてるのかもしれないのに(はやくクリアしたいという独りよがりな?)自身の都合のために他者への批判を繰り返した、としてBAN対象にしてしまっていいのか?とか考えさせられる部分ではあります。

 

近年のFF14やDQXは暴言についてのチェックが特に厳しくて、ほんとにちょっとした軽はずみな発言でBANされた人もいるのでこの運営のやり方にはプレイヤーたちも「行きすぎた統治ではないか?」「ここまでされると息苦しくて生きづらい…」みたいな印象をもっているようです。

 

たしかにうまく行かない時にキツく当たってくる人は一定数いて、そういう時は棘々しい発言に聞こえることも多々ありますし、執拗に何度も確認したりBさんだけが何度もミスってるからちゃんとやってもらわないと…の部分は事実であったとしても言っていいラインを超えてるし悪意入ってるかな~と感じちゃうところはありますがね。個人的にはですが。

 

とまあFF14の話はこれくらいでおいといて、本筋にもどります。

 

各々がネトゲにどのような温度感で相対するか、その認識というのはまちまちで

誰もが天使や聖者のような心で人に接しお互い相手のことを思いやった発言して気を付けていこうね、というスタイルの人々もいれば

かたやこれは血の気の多い対人畑の出身者に多いと思いますが、ネトゲなんぞ煽って煽られてなんぼのもんじゃろがい そんなおままごとみたいな生温い世界ヘドが出るわ!というスタイルでネトゲに接している人もいるわけで。

 

格闘ゲーム「きたねー戦い方しやがって、クソつまんなとかガンダム動物園の「てめーの頭はハッピーセットかよ」「このゲームは遊びじゃねーんだよ、さっさとやめろ」みたいのが有名ですよね。ネトゲの対人でも似たようなことでのチャットトラブルは結構ありますね。

 

一見そのままの意味で受け取るとはらわたが煮えくり返ってしまう人も多いこのような暴言・誹謗中傷ですが、ものの見方によってはこういうのも一種の名物・風物詩みたいに感じて楽しく思えてきたりするんですよね。

 

これはなにも感情に無理やりフィルターをかけて「わーおもしろーい(#^ω^)ピキピキ…のように耐えろということではなくて、もしかするとその怒りや悲しみはゲーム世界への認識の温度差のせいですれ違っているだけのケースもありますよということです。

たとえばこのようなひどいチャットをする人も

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じつは口が悪いだけで人懐っこいというか、彼らなりのコミュニケーションの形である場合があります。このツイは一見すると暴言口調ですが実際には一緒に遊ぼうよ、という意味のメッセージですよね。

磯野~野球やろうぜ感覚で送ったつもりのメッセージでも受け取る方が「こんな非常識なメッセージを送る人とは関わりたくない…」と心を閉ざしてしまうすれ違いがネトゲではたくさん発生しているのでしょうね。

大元である世界観をどのように認識しているかでそこには大きな隔たりがあるので、認識が相容れない人々の間でいざこざが発生するのはある程度仕方ないのだと思います。

 

なんかこの書き方だとまるで正直な意味に受け取る方が悪いかのように聞こえてしまうかもですが絶対そんなことはないし、やはり心なき発言のように映るようなメッセージを送る側の配慮が足りてないことがいちばんの原因だとは思っていますが、受け取る側の心の持ち方次第でもある程度防衛策がとれるというか、心構えができるというか。

それまでの相手の性格や言動の傾向から、発言の真意をくみ取るエスパー的能力が問われるので難易度は高いし…野良で出会った信頼関係がまだ築かれていない状態の人に対して「それってこういう意味で言ったの?」とはなかなか聞けないですしね。

 

ある人が「ここは煽り合ってなんぼの世界だガハハ!おら言い返して来いよ!ん~?」という認識で陽気にやっていたつもりでも、「人として最低限の礼節を重んじるのは当然だ。争いの種になるような発言は極力控えるべき」という認識でその世界に向き合ってる人から見れば本気で凹んだり怒ったりするだろうし、先のようなチャットは心なき暴言にしか映らないわけですよね。

 

暴言チャットを言葉の意味のまま受け取ってなんて失礼な奴だ!」「怖い、もうやりたくない」と傷ついたり憤ったりする気持ちはぼくも痛いほどわかるんだけど、その認識1本でやっていると彼らの発言の本当の意図を見逃すことがあるんですよね。

 

こういう当人たちにとってはスキンシップの一環での悪ふざけに過ぎなかったという一面があるからケンカや暴言から生まれる友情なんてものがあり、

俺 『Fack you』 外人 『oh』. 外人 『miss spell』. 外人 『Fuck you』. 俺 『Fuck you』. 外人 『good!』 その後、一緒に冒険に出かけ、友人になった

みたいなネトゲコピペの名言も生まれてるわけでしょうし。

 

記事タイトルにはネトゲの闇ってつけたけど、どちらかというとネトゲの闇というよりはチャットの難しさ・怖さって感じですかねー。

 

そのままの意味で受け取るとこうなるけどもしかしたら違うかもしれないという、心にいつも複数の視点を持って過ごすとすこし心穏やかになれるかも、というお話でした。

 

そうは言っても、中には本当に話の通じないヤバイ人もネット世界には結構いるし、あったけぇ世界を満喫してるところに突然畳みかけるように強い口調を浴びせられて動揺しないでいられるほどぼくのメンタルは強くないので言うは易し行うは難しなんですけどね…

まだまだ精神修行がたりん!