【雑記】温泉旅館の名物といえば ゲーム〇〇?
温泉旅館と聞いてまず何を思い浮かべる人が多いでしょうか。
景観のよい露天・野天風呂、舌鼓をうつような料理や、浴衣で夜風にあたって涼んだり
ほかにもなんか異様に高いドリンクが入ってる冷蔵庫とか探せば非日常感のあるものがたくさん出てきますけど…
ぼくが思い浮かべたのはコレ。
ホテルや旅館の個室や、フロント受付横の待ち椅子などにポツンと置いてあるコイツを見かけたことがある人はけっこういるのではなかろーか。
ぼくの旅行の記憶ではかなりの頻度でコイツが登場していたため、ずいぶん強く印象に残っているアイテム。なぜこんなところに?
ちょっと調べてみると、どうやらこれを監修していたのはマジカル頭脳パワーやレイトン教授の謎解きを作った人らしい。なんかよくわからないけどスゴイつながりや。
ほかにもパズル・Fとか亜種がいっぱいあって、ほとんど解けずに敗北を喫した苦い思い出が残る相手でもあるので、やつはいつか買って打ち倒さねばならぬ。そのうちね。
それから温泉旅館といえば…有野課長よろしく入浴の帰りに見かけるさびれたゲームコーナー。
あまり記憶は定かじゃありませんが、ちょっとした海外のカジノ風スロットゲームやシューティングゲーム・アクションゲームだったり、子供は見ちゃダメよーなちょっとえちぃ麻雀ゲームとかも置いてあって。横には卓球台だったりビリヤードだったり、ボウリングのレーンがあるようなとこもあったかな。
近くに棒付きアイスやハーゲンダッツとか、飲み物の自販機があったりして。当時は地味に高いからとほとんど遊んだりできなかった場所だけど、できないからこそなんだか楽しそうに見えた場所でありました。
しばらく時が経って、自分が過去にできなかったゲームたちはどんなものがあるのか調べていると、気になるシューティングゲームを発見。「ゲーム天国」。どこかで見たことがあるようでないような、1990年代の絵柄で繰り広げられるコメディ。
プレー動画を見ると声もなんか…ぼくでも知ってるような人が結構でとる。
ストーリー内容は、ワルーい博士がゲーム世界を征服しようと企んでいるのでゲーセン店員の女の子がゲーセンの基盤に眠る過去STGの主人公たちに号令をかけて討伐しにいってもらう…みたいな感じのジャレコ社STGのオールスターが集結したキャラゲー。
これに近い雰囲気の作品をあげるとすれば、ニニンがシノブ伝とかギャラクシーエンジェルですかね。ああいうドタバタコメディが好きな人ならきっと気に入るであろう作品です。
ギャラクシーエンジェルのほうは、原作のシリアスな空気感を知ってるからこそアニメでの主要人物のギャップというか、おバカ方面に振り切った展開がおもしろいみたいな所もあるかもしれませんが。
ニニンがシノブ伝は最近10年くらいぶりに復活新連載を始められたらしく、Webでマンガが読めます。
ギャラクシーエンジェルは、こちらのチャンネルにてアニメ1話目が無料視聴できます。
話がそれましたが、ゲーム天国はスーチーパイというちょっとえちぃ麻雀ゲームを作っていたチームの作品でもあるので、この1本で温泉旅館のゲームコーナー気分がほとんど味わえるやん。
シューティング経験はスターフォックスと東方永夜抄ぐらいしかないので元ネタは全然わからなかったけど、90年代のドタバタ系アニメを1本見ているような気分にさせてくれたこのゲームはいつかやってみたいと思っていたのだ。
というわけでこないだのSTEAMセールにて購入。20年以上前のゲームなので当時の解像度が1920x1080に引き伸ばされたグラフィックは最初もちろんウッ…と思ったが、割とすぐ慣れました。アンダーテールみたいなタイプだと思えば。
当時はいろいろと寛容な時代だったので今じゃ難しい部分もあるのかもだけど、映像・音楽・演出関わった人たち皆がおもしろいもの作ろうとしてたんだなーていうのが伝わってくるし、最初から最後までずっと明るいので楽しい気分にさせてくれるゲームですねこれは。
あとこれはちょっと蛇足ですが、VroidStudioというのの正式版がリリースされていたのでメイプル2の自キャラに似せたVroidを作成してマスコットを差し替えてみました。絵心まったくない人でもネトゲのキャラクリ感覚で1時間ぐらいで3Dモデルが作れました。
凝りだすとテクスチャとかポリゴンとか泥沼になっていくんだろうけど、すごい時代だわね~。