ギルドに入らない人の心理
最近ではロストアークを数ヶ月でやめてしまったけど、家庭用ゲームのようにストーリー読んだり 格闘ゲーム対戦ゲームのようにPVPをやったりするゲームとして見ると意外とおもしろかったし、まだまだ遊べたし遊べるとおもうよ。
いまのネトゲプレースタイルの主流は、ストーリーはさっさと飛ばして誰よりもはやく強くなってお金を稼いで、いい装備を整えて最高難易度のレイドボスに挑んで勝利し、その報酬でさらに稼いで強くなってを繰り返しプレイヤーとしての強さを誇示して人脈を広げ、出会った強い仲間たちとさらに強い敵に挑戦して…
みたいな感じだけど、こういったネトゲ人生の最新型テンプレートは、どうもぼくには息苦しい。
ブログTwitterやYoutubeで視聴者・登録者数を増やして、ある程度ビューが増えてきたら大手とコラボしてインフルエンサーを目指すみたいな道筋とあまり変わらなく思えるから。
これじゃある意味PvE全般が向いてないし、なんでネトゲやってるのて言われそうなものだけど、
ごくたまーにやる気出して↑のテンプレ人生を歩んでみようとすることもあって、そうすると怖いながらも強かったり優しかったり話の合ういろいろな知り合いの人が増えてやっててよかった、行動してよかったなあと思えたりもします。
最大HPが低いので、毎回そういった人生を歩むとパンクしてしまうのでいまの復帰ToSは休息期間。
ネトゲってぼくの中では怖い人多い先入観がどうしてもあるので、一人旅だったり、気心知れた何人かと小さなコミュニティで過ごすのが安心できてしまうんだよね。
そういった危険のない箱庭で過ごすのも心地よくはあるんだけど、ずっとそれだと本当に餌を与えられなければ生きていけない感じになってしまうので一人で生きていく術は衰えないようにしなければなりませんが。
最新のストーリーを1人で旅してる時に思わぬ壁に当たって、どうしようかとウロウロしていたら同じような人が立ち尽くしていて、目的同じみたいだし一緒にやりませんかと声かけたりかけられたりで偶然の協力プレーから仲良くなった~みたいな、そういう関係が自然と得られるのはネトゲのいい所だと思うんですよね。
反面、野良の難しい最新レイドとか血の気盛んなPVPのレート戦にいけばそりゃ~空気はだいたいいつもピリピリしているし、あからさまなミスをすればプレッシャーもスゴいですし、ときには罵倒や怒号が飛びかうような戦場にでくわすこともあります。
そういった心ない発言がもとで「何このゲーム怖…やるのやめよ」とプレイヤーが減ってしまうのは残念なことですが、そういったピリピリした空気の中にも絆があったりするのでネトゲの鉄火場というのは不思議な空間であります。
問題は、人は群れになると気が強くなってしまう生き物という部分で、自分たちの群れ(フレンド・固定PT・ギルド)などコミュニティに属すと気が強くなっていろいろ大胆な発言をする人がでてきてしまう。
たとえば「〇〇が倒せないんだ~」というチャットには「強いよね~」「あれ難しいよね~」と共感したり、「こうすれば倒しやすいよ」「この装備が有効だよ」とか助言をしたりするのが一般的なレスポンスだと思うのですが、「あんなの楽勝だよ」とか「それよりこっちの方がムズい」みたいなちょっとズレた返答をする人、どこのコミュニティでも1人くらいいるよね。
群れの中で力を誇示するために自分を強く見せようとする動物的本能なのかもしれませんけど、それを受けてモヤモヤした思いをする人のことを考えるとつらい気持ちになるので見たくないというのがギルドに入らない理由のひとつかも。
それと似てますが、「野良PTでこんな下手なやつがいたぞ!」とか「地雷PTに入れられて〇時間かかったーマジだるい」みたいな野良のよく知らない人を仲間うちで笑いものにしたり、聞いててあまり気持ちのいいものではない間接的いじめのような発言をする人もちょこちょこいたりして、それだけで終わればいいんだけど群れというのはおそろしくて、それに賛同する人があらわれてどんどん悪口大会みたいになっていったりする。
普通ならスムーズにいくはずのことが何かが原因でうまく行かなかったという不満は理解できるのですよ。PvPだとそんな感じで日常的に怒ってる人いるし。
ただぼくはネトゲには世紀末ヒャッハー!みたいな弱肉強食の世界ではなくて、上辺だけでも優しい世界や安息を求めているので、突然こういったキャラでやってる人に出くわすと困惑してしまうのよね。
ネガティブ発言をギルドの全員が見てるという状況もちょっとモヤモヤだし、そういった場所で自分の発言がよく知らない人たちに見られているのは不安というのがギルドに入らない大きな理由かもしれないですね。
コミュニティの中心でパァーッと目立つおもしろいことをして全員から認知されるアイドルやインフルエンサータイプの人であれば全員友達みたいになっていくのでこのような悩みはまず起きないだろうけども、
この人はどんな人かな、安心できる人かなと1人1人話をしてわずかな信頼できる人を中心に交友関係を拡げていくタイプの人の場合、ギルドといういきなりよく知らない人たちのグループに組み込まれる土壌はあまり向いてないのかもしれない。
とりとめのない文章になりましたが、ギルドに入らない人の心理はこんな感じ。
ネガティブ発言見たくないと言いながら自分でネガティブなこと書いてどーすんだと思い一部けそうかと思いましたが、正確には悪意に満ちた発言みたいなものが苦手ということで…ぼくは悪意をもってこういう人たちを取り上げたわけでなく、ギルドに入らない理由のひとつとして紹介しただけである!と言い訳して逃げることにします。ではっ